蒼穹の黙示録

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人間の世界

天使達がラッパを吹いたことにより人類は急激に減少。1回目のラッパが吹かれた影響で地上が減ったことにより、
人々は残った土地が一番広いアメリカを拠点にし、アメリカをヴォルトゥ帝国と改めた。
ヴォルトゥ帝国は全部で7区域に分かれている。
(エアースト、ドヴァー、シャイス、ツェトゥル、クヴィーナ、セスタ、スィエテ)
セスタ区とスィエテ区は廃墟と化してしまっている。
更にラッパが吹かれた影響か、未知の化け物が出没するようになりこの化け物を「ブリガンテ」と呼び
ブリガンテに抗うための軍隊「ルドラ軍」を作り身体能力と霊力が特に優れている者達をルドラ軍に入隊させた。

ルドラ軍は軍則として大尉までは軍から指定された制服を着用を定められている。
少佐からは軍章を身に付けていればルドラ軍の者として相応しい服装であればなんでもいい。
(少佐から上の階級の者はセシル、オリヴィア、クラウス、レイラ、クロード、疾風、小百合、アイリーン、アーベル、クリフォード)
例外としてヨナは名家の者として制服以外の着用を許可されている。

「ギルバート家」「シュトルツェ家」「ナイツェル家」「アレニウス家」「バシェレリー家」は天使を撃ち破ったという歴史があり、
セシル、オリヴィア、クラウス、レイラ、クロードにもその力が受け継がれているとされる。
5名家の者は天使を討伐した恩徳として極めて強力な霊力を宿してるという。
この5名家は上位名家とされる。上位名家の他に中位名家、下位名家が存在する。
各名家の伝書によるとギルバート家の者が天使に止めを刺し、他の4家の者はあくまでも援護にすぎなかったという。

2000年もの歴史がある名家、天使を撃破とされるギルバート家がヴォルトゥ帝国の頂点に君臨している。
ギルバート家は強い血筋を保つため、特に霊力が強い者と結婚させるという家訓があるのだが、
それに適した者がおらず、シュトルツェ家の者と結婚させることに。
シュトルツェ家は結婚しても子の名前はシュトルツェの名を残すことを条件にギルバート家の子との結婚を了承している。
8年前、3回目のラッパが吹かれるまではヴォルトゥ帝国はもうもう少し豊かだったのだが、
3回目のラッパが吹かれたことにより豊かである区域と貧しい区域に大きく差が出てしまった。
また卓越した霊力を持っている者や選ばれた者に「神術」を得る訓練を受けることができる。
神術を使うには相当な霊力が必要であり、連続で使うことは困難。

◇名家◇
-上位名家-
位が高い順に「ギルバート家」「シュトルツェ家」「ナイツェル家」「アレニウス家」「バシェリー家」の
5つの名家のことを指す。非常に高い霊力を生まれた時から備えており、
「神術」を得る訓練を受けるのは基本的にこの上位名家だけと言われている。
また「ギルバート家」は2000年もの歴史があるとされ、天使を撃破した名家として国の頂点に君臨している。

-中位名家-
位が高い順に「榮倉(えいくら)」「八雲(やくも)」「柊(ひいらぎ)」「宵闇月(よいやみづき)」の4つの名家のことを指す。
上位名家に比べれば劣るが、それでも霊力は一般より圧倒的。
第三のラッパが吹かれた影響により宵闇月の者以外は戦死。
生き残ったのは、宵闇月深夜ただ1人である。

-下位名家-
一般より少し霊力が高い者のことを指す。葛城奏太もこれに値する。
上位名家、中位名家と比べると霊力は微力に等しいため、名家という特別な扱いはされない。

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