蒼穹の黙示録

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終わらせるべき世界

ノヤの黙示書
「――かつて、交わした約束
  ――いつか、還るべき世界」


この世界、宇宙はコルネリア・セイクリッドが作ったもので地球もコルネリアが作ったもの。
どこの宗教のか、筆者不明の聖書「ノヤの黙示書」によると人類は愚かだと判断したコルネリアが、
断罪するため世界に災いを起こすと記されているが真相は不明。
でも実際に3回大きな災害が起きている。そのせいで世界は崩壊し、人類は約三分の一以上が死ぬという事態に。
聖書によると世界に災いを起こしているのはコルネリアの御使いの天使達(ラッパ吹き)。
天使達は最初は人間として生まれる。人間として生まれた時は天使の記憶はない状態。
けどコルネリアの命により天使として役目を思い出し、災いを起こす。

ちなみに人間と天使達の見分け方は目の色。コルネリアと天使達しか目が青いのはこの世界に存在していない。
神力というのはその名の通り神が使う通力。人間が使う神術とは別格。
下手したら惑星一個飛ぶ可能性があるのであまり使われない(というより使わなくても事が足りる)。
神力は神が使えるものなので御使い達はそういう物がない。当然人間にも使えない。

青い目は神と熾天使だけ。だが一部例外がいるらしいが……?その真相は不明。
アルトリア・セイクリッドは元々寿命が来た生物達を、惑星達を壊して次の生命に導かせるという役目だったと「ノヤの黙示書」に記されている。

ブリガンテというものは実は御使い達が出した獣。人間だけをターゲットに人間たちに襲い掛かる。

◇ノヤの手紙◇
ノヤという人物がコルネリア・セイクリッドとアルトリア・セイクリッドについて語っている聖書。
圭介の持っている「ノヤの黙示書」とは違う。これはただ人物像などについて語っている。
「ノヤの黙示書」とは矛盾していることが多く、どちらが本当かは定かではない。
この聖書から出来た宗教が「セイクリッド教」である。

◇セイクリッド教◇
「コルネリア派」と「アルトリア派」にわかれる。ブリガンテ殲滅軍ルドラ軍の入軍の条件はどちらにも属していないこと。
コルネリア派とアルトリア派はお互いを嘆かわしく思うが、これ以上の罪を重ねないように戦争は起こさない。

-コルネリア派-
コルネリア・セイクリッドが世界を創った神様として崇拝する宗教。
アルトリアを憎み、身につけるものなどコルネリアを連想させる青を主に身に付ける。
赤色を身に付けると災いが起こると信じられている。
また、7月7日にはコルネリア・セイクリッドの生誕を祝い、アルトリア・セイクリッドの生誕を嘆じる
コルネリア派の者は、コルネリアがこの世界、命を創った神として、感謝し礼拝する

-アルトリア派-
アルトリア・セイクリッドがこの世界の罪を免じると崇拝する宗教。
コルネリア・セイクリッドは断罪するため、多くの人々を苦しませ、死なせたとして厄神とされる。
一方アルトリア・セイクリッドは世界がこれまで起こした罪をすべて免じると信じられている。
身に付ける物は赤が主。青を身に付けると災いが起こると信じられている。
アルトリア派の者は、アルトリアこそが、世界を救うと信じて礼拝する。

人間の世界

天使達がラッパを吹いたことにより人類は急激に減少。1回目のラッパが吹かれた影響で地上が減ったことにより、
人々は残った土地が一番広いアメリカを拠点にし、アメリカをヴォルトゥ帝国と改めた。
ヴォルトゥ帝国は全部で7区域に分かれている。
(エアースト、ドヴァー、シャイス、ツェトゥル、クヴィーナ、セスタ、スィエテ)
セスタ区とスィエテ区は廃墟と化してしまっている。
更にラッパが吹かれた影響か、未知の化け物が出没するようになりこの化け物を「ブリガンテ」と呼び
ブリガンテに抗うための軍隊「ルドラ軍」を作り身体能力と霊力が特に優れている者達をルドラ軍に入隊させた。

ルドラ軍は軍則として大尉までは軍から指定された制服を着用を定められている。
少佐からは軍章を身に付けていればルドラ軍の者として相応しい服装であればなんでもいい。
(少佐から上の階級の者はセシル、オリヴィア、クラウス、レイラ、クロード、疾風、小百合、アイリーン、アーベル、クリフォード)
例外としてヨナは名家の者として制服以外の着用を許可されている。

「ギルバート家」「シュトルツェ家」「ナイツェル家」「アレニウス家」「バシェレリー家」は天使を撃ち破ったという歴史があり、
セシル、オリヴィア、クラウス、レイラ、クロードにもその力が受け継がれているとされる。
5名家の者は天使を討伐した恩徳として極めて強力な霊力を宿してるという。
この5名家は上位名家とされる。上位名家の他に中位名家、下位名家が存在する。
各名家の伝書によるとギルバート家の者が天使に止めを刺し、他の4家の者はあくまでも援護にすぎなかったという。

2000年もの歴史がある名家、天使を撃破とされるギルバート家がヴォルトゥ帝国の頂点に君臨している。
ギルバート家は強い血筋を保つため、特に霊力が強い者と結婚させるという家訓があるのだが、
それに適した者がおらず、シュトルツェ家の者と結婚させることに。
シュトルツェ家は結婚しても子の名前はシュトルツェの名を残すことを条件にギルバート家の子との結婚を了承している。
8年前、3回目のラッパが吹かれるまではヴォルトゥ帝国はもうもう少し豊かだったのだが、
3回目のラッパが吹かれたことにより豊かである区域と貧しい区域に大きく差が出てしまった。
また卓越した霊力を持っている者や選ばれた者に「神術」を得る訓練を受けることができる。
神術を使うには相当な霊力が必要であり、連続で使うことは困難。

◇名家◇
-上位名家-
位が高い順に「ギルバート家」「シュトルツェ家」「ナイツェル家」「アレニウス家」「バシェリー家」の
5つの名家のことを指す。非常に高い霊力を生まれた時から備えており、
「神術」を得る訓練を受けるのは基本的にこの上位名家だけと言われている。
また「ギルバート家」は2000年もの歴史があるとされ、天使を撃破した名家として国の頂点に君臨している。

-中位名家-
位が高い順に「榮倉(えいくら)」「八雲(やくも)」「柊(ひいらぎ)」「宵闇月(よいやみづき)」の4つの名家のことを指す。
上位名家に比べれば劣るが、それでも霊力は一般より圧倒的。
第三のラッパが吹かれた影響により宵闇月の者以外は戦死。
生き残ったのは、宵闇月深夜ただ1人である。

-下位名家-
一般より少し霊力が高い者のことを指す。葛城奏太もこれに値する。
上位名家、中位名家と比べると霊力は微力に等しいため、名家という特別な扱いはされない。

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